前衛に必要な技術~相手にやっかいだと思われるための3つの事~
こんにちは(^^♪
かーちです!
昨日は宮城野体育館で夜からジュニア練習!毎度ながらいい体育館でございます。
最近冬だからなのかテスト勉強などがあるためなのか参加人数が全体的に少ないような気がしてます。気のせいなだけかも知れませんが。
練習はボレーボレー→ロブと基礎練習も行い、そこから前衛と後衛に分かれ練習です。
今うちのクラブは前衛が圧倒的に少ないです。8対2の割合だと思います。
近年の前衛不足といったソフトテニス業界の流れがここにも見受けられます・・(´・ω・`)
小学生からやっている子程中学生になっても後衛で続けるこは多いみたいです。
どうしても小学生ってダブル後衛が多いですし、今までやってこなかった事を改めてやるって難しいとは思います。
中学生から始めた子達は結構前衛としていますが前衛を覚えるのにも時間はかかるので苦戦中です。
ある意味今のこの前衛が居ないという状況はチャンスでもあります。
宮城県に強い後衛は結構いるかと思います。小、中学生の大会見てもうまいな~じょうずだな~と思う子は圧倒的に後衛が多いです。
この前初めてといって良いほどこの子上手いな~っていう前衛を小学生で見かけました。小学生でこのレベルの動きが出来るなら中学生になったら凄いだろうな~と。
こんなに少ない前衛事情ですからチャンスなのです。
なにがチャンスかというと、一言で言えば
「ライバルが少ない」
中学生では県選抜というのがあります(小学生と高校生もありますが)
何百人といる中から8人しか選ばれません。さらに上に行くとアンダー14とかの選抜もあると思いますが。
大概後衛4人、前衛4人で選ばれます。基本中学生になるとダブル後衛では勝ちずらくなっていきます。特に男子は。なので必然的に雁行陣で組むペアの方が多いんじゃないかなと思います。
そこで、100人いる上手い後衛から4人選ばれるのと、20人いる上手い前衛から4人選ばれるのとではどっちが選ばれやすいでしょうか、という話になってきます。
ちょっと極端に言い過ぎたかも知れませんがそんくらいの割合で今前衛というのは不足しているのではないかと。
もちろんそもそも県選抜に選ばれるというのは日々の頑張りの結果としてとのことだとは思うのでその為にポジジョンを前衛にするというのはナンセンスだと思います。
しかし、強い前衛が少ないというのは試合をしていく上でも変わってきます。
さっき言った通り後衛がうまい子は多く存在するため後衛同士での戦いではなかなか差が付きません。なのでより一層試合を決めるのは前衛の力量の差ということになってきます。ですので今どっちのポジションになりたいかで悩んでる人がいたら前衛チャレンジという選択肢も入れて貰えればと思ってます(*´▽`*)
さてではそんな中前衛に必要になってくる技術、スキルとはいったいなんなのか
簡単に言うと
1,動く
2,止める
3,決める
簡単には言えますが実行はなかなか難しいです(笑)
まず前衛の最初の最初
「動ける前衛」
なりたての前衛や初心者の前衛で最初に当たる壁の一つだとは思うのですが動いてボレーするといったことだと思います。
最初の前衛練習って目の前に来たボールをボレーする、自分の向かって来たボールをローボレー、スマッシュをするといった練習が多いと思います。
しかし、基本試合中に自分の所にボールが来ることは少ないです。
後衛は前衛に引っかからないように配球します。自分に来るときはアタックの時ぐらいで突っ立ててもチャンスボールは来ません。なので自分からボールを取りにいかなければなりません。中級者にあがるステップ1としてまずは動ける前衛になる事。
次は「止める前衛」
これは僕も最初凄く苦労しました。
止めるというのは相手が自分のことを抜きに来た、あるいは当てに来たボールを止める事です。ある程度レベルの高い後衛はこの前衛抜けるって思ったらドンドンアタックしてきます抜くだけで1点取れるのでそんな簡単なことありません。なんで出来るだけ早い段階で後衛のアタックを止める。全部を防ぐのは難しいけどせめて相手に簡単に抜けるぞ、アタックもリスクあるぞと思わせるのが大事だと思います。
アタックを止めるって誰もが最初は怖いものです。顔も逃げたくなるし後ろにも下がりたくなります・・けど慣れもあってかアタック練習としてると自然と色んなものに慣れてきます。止めれる回数も増えてくし体が勝手に動いても来るものです。辛くても前向きにアタック練習をしてほしいなと。ここが一番前衛と後衛の差だと思います。
前衛は怖い!!
最後に「決めれる前衛」
当然ですがなかなか一発で決めれる前衛って少ないです。
1発で決めれない、触れるけどミスが多い前衛は相手からしたら脅威が半分のなります。拾える!ミスってくれる!ってなったら相手は凄く楽になります。
決めるというのはレベルが上がれば上がるほど難しくなってきます。
威力だけで決まってたのが簡単に拾われるようになる、コースに打ってたのが相手が追いつくようになってきます。どっちも兼ね備えてようやく決まってくるのです。
だからこそ日々の練習でひとつひとつの技術をしっかり上げていけるように頑張っていきましょう('ω')
僕自身全国大会に出場したことも無い未熟者です。勝ち進む難しさは分かっているつもりです。自分より格上に勝たなければ上にはなかなか上がれません。
自分が経験したことだけでは教えるのに限界もあると思ってるので今でも日々ソフトテニスについて勉強中です。今は指導者としてもっと成長していけるように!
名プレーヤかならずしも名監督にあらず。足りない部分は努力でカバー。
頑張ろ。
P.S
ボールが新調されました♪
日々いいボールで練習出来てることに改めて感謝ですね!
当然じゃないですから!
学校のボールとか数もなければボロボロですから!
恵まれているというのを今一度。
ありがとうございます。