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☆初心者必見☆並行陣から雁行陣へ~並行と雁行の違いとは、気を付けるべき4つの事~

こんにちは!

かーちです(^^♪

 

最近天気が不安定でモヤモヤな気持ちが続いています。

雨だとテニスも出来ずで精神的にやられてしまいそうです・・

久しぶりになにもない日を過ごそうとしても何をすればいいか分からず。

テニスの無い1日が33時間ぐらいに感じました。

長すぎて長すぎて震えそうです。庭に体育館欲しいです。

 

さて、日曜日は雨が降ったり止んだりでしたがテニスの練習は決行です。

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雨の日でも当たり前の様に練習に来る子達に少しだけ感心しながらグランディーで1日練習でした。

2面でしたので中学生と小学生に分けて練習。

午前中は基礎練習、午後から試合形式などを取り入れました。

うちのクラブは中学生、小学生共に圧倒的に後衛が多いというのは前にも書いたような気がしますがホントに前衛が少ないです。特に男子は。

 

中学校に入ると並行陣はとても少ないです。

ほとんどが雁行陣ばかりです。

なぜそうなのか。雁行陣の方が点が決めやすいからです。

小学生までは基本ダブル後衛の陣形が多いです。

打ち合って打ち合って自分はミスをせず相手にミスをさせる戦い方です。

ではなぜ小学生にダブル後衛が多いかと言うといくつ考えられますが

・後衛が左右に振られることについていけない

・前衛の身長が低い為簡単にロブで抜かれる&リーチが短い為前衛としてなかなか機能しない

などが考えられます。

つまり小学生の雁行陣は不利になる可能性が高いです。

中にはもちろん例外はあります。5~6年生からは身長も伸び身体能力も向上してくるので高学年になってくると雁行は増えますが前衛というのはなかなか難しいので上手く機能しているのは一部だと思いますが機能し始めると凄く有利です。

今までダブル後衛同士ばかりで試合してきている子も多いので小学生で雁行陣と戦うと戦い方が分からずに自滅していったり前衛に引っかかったりとドツボにはまるとなにもできずに負けてしまうこともあるかと思います。

しかし中学校でもテニスを続ける、または中学生からテニスを始めるといった子達の中で少なからず前衛にならなければいけない子が出て来ると思います。

 

もちろん中学校にもダブル後衛はいますが僕の人生でダブル後衛で県大会上位に進んでいるペアは見た事ありません。あ、ひとつ付け加えると「男子」ですね。

正直男子と女子の考え方って全然違くて・・女子はダブル後衛でも県大会優勝出来る可能性もあるし東北大会、全国大会、高校ではインターハイ出場、大学ではインカレ、社会人では全日本とどの年齢にも強いダブル後衛がいます。女性は。

けど男子は見たことが無いです。僕が見たこと無いだけかも知れませんが。

なので基本中学生からは雁行陣を推奨です。

 

では雁行陣を組む時に気を付けなければならない事とは何か。

これも上げればたくさん出て来ると思いますが。

1,前衛、後衛の向き不向き

2,戦い方、役割の理解

3,戦略、戦術の使い方

4,部活やクラブの組織的方向性

 

1,自分ってそもそも前衛と後衛どっちが向いているんだろう?やりたいと向いてるというのは違うこともしばしば。良く一般的に言われるのは

前衛向き

・性格は明るくて自己主張が強く前向き

・決断力、判断力が高い

・50メートル走や反復横跳びが得意。反射神経、反応速度が高い。瞬発力、ダッシュ力がある。

などなど (僕は完全に前衛向きですね)

後衛向き

・性格はマイペース、協調性が高い、冷静。

・動じない、忍耐力、鈍感力が高い。

・持久走やシャトルランが得意。フットワークの軽さ、前後、左右の動きが得意。

などなど(娘はもしかしたら後衛かな)

この向いてる向いてないは自分で分かる部分と周りから言われて気づくパターンなどがあります。全体的なイメージでいうと後衛向きが約7~8割前衛向きが2~3割ですね・・

あくまで向いてるだけで出来ない訳ではないと思うのでポジションが定まってない人はこういったのも参考に考えてみるのもいいかと思います。悩んだらどっちもやってみる。そしてやりたい方をやるのが一番の成長の近道だと思います。

 

2,戦い方と自分の役割が並行陣と雁行陣ではガラッと変わります。

今までダブル後衛ではどちらも後衛の為ミスらず繋げるが軸になって居ましたが雁行陣はそうもいきません。

前衛の役割は

・後衛が作ってくれたチャンスを1発で決める、自分の後衛の打つ球筋、相手の
    動きからベストポジションに素早く移動し攻めるか守るかを判断する。

・試合の大きな流れをつかみ取る

・決めたら大きな声で喜ぶ

・ミスってもへこまない

などなど

一言で表すなら『決める』これに尽きます。

後衛の役割は

・試合大半は後衛がボールを触る為、繋げて、崩して試合の基礎を作る

・前衛にチャンスボールを作る

 ・前衛がミスっても責めない、めげない、くじけない

などなど

一言で表すなら『繋げる』これに尽きます。

前衛は後衛に繋げてくれ、チャンスくれと思うでしょうし後衛は前衛に決めてくれー!と思うでしょうし。テニスってペア競技ですからね。お互いを尊重できなければ勝ち続けるのは難しいです。2人で1点。これ大事です。

 

3,これは少し難しい考え方なのかと思います。雁行陣始めたばっかりのぺアやテニス初心者は慣れてから徐々にやれればいいと思います。

戦略、戦術とはなんだ?というと・・例えば

戦略『前衛が決めて決めて決めまくる』

戦術『相手のバックを狙い浮かせたボールを作る』『ショートボールやツイストでチャンスボールを作る』

 などなど。戦略と戦術というのは違くて

戦略が、戦いに勝つために兵力を総合的・効果的に運用する方法で、大局的・長期的な視点で策定する計画手段。 戦術は、戦いに勝つための戦地で兵士の動かし方など、実行上の方策のことをいう。 現代では上記の意味から、戦略が、組織などが運営していくための将来を見通した方策や、目標を達成するためのシナリオ。←ネット情報参照。

簡単に言うと

戦略『目的を達成するための大きな作戦』

戦術『作戦を成功させる為の手段』

僕もこれが100%合ってるかは分かりませんが・・

勝つためにどういうことする?そのためにどう攻める?

みたいな感じですね。

後衛がレシーブを相手のバックのミドルに打つからクロスに浮いたやつ決めてね!みたいな話し合いが出来るといいのかなと。

 

4,学校や所属クラブ、顧問やコーチによって考え方は様々だと思います。

雁行陣でも前衛を活かす方針や後衛を主体に組み立てる方針、そもそも雁行陣やらないなのかダブル後衛、ダブル前衛しようなのか。それぞれあるかと思います。

その中で自分はどうすればいいのか、何を頑張ればいいのかを考えれると中学校、高校生になってもその経験が活かされると思います。こんなのやだとか、あそこはこうだとか矢印を自分にしっかり向けてその部活やクラブで頑張って欲しいと思います。

 

同級生で中学校は前衛でパッとしなかったのが高校に入って後衛に変わった子が居ました。メキメキ上手くなってそもそも後衛向きだったんだなと。そういった子も居るのでテニスってなにがあるか分からないですね。

テニスって奥が深い。なんでだろうを忘れずに頑張りましょう♪