ダブル後衛の戦い方~メリット・デメリット~
こんにちは!
かーちです(^^♪
明日から4連休!!!
連休ってホント気持ちが踊りますね。何してやろうか!どう過ごそうか!
考えてるだけでワクワクしますが結局の所毎回テニスに落ち着くことが多いです。
なので!今回は珍しくテニス以外のお出かけも少ししようかと今現在は思ってます。
今現在は。
4日のうち1日ぐらいはテニスだけではなくテニス以外の事もして他の3日はしっかり1日中テニスを頑張りたいと思います!
さて、今現在全国でも勝てる選手にする為に全国の小学生達の試合を見ることが多いです。
その中でどうしても多いのが
【ダブル後衛】
男女共に、特に4年生以下5年生には多く見受けられます。
ソフトテニスはまずバウンドしたボールを打つことから始める子が多いと思います。
いわゆるストロークですね。
最初からノーバウンドのボール、いわゆるボレー練習から始める子はほぼいないと思います。
ストロークやサーブ、レシーブ練習が初心者のメニューとして始めてそれが出来始めてボレーやスマッシュ、ツイストなどの練習に行くことが小学生には多い事が低学年などにダブル後衛が多い要因だと考えられます。
春の全国大会の白子大会を見ても決勝はダブル後衛対決ばかりです。
小学生のうちに勝つ手段としてダブル後衛という陣形を選択することが多いように感じます。
これはまた別の問題ですがそういう事が延長となり中学生の前衛不足というのにも繋がってきます。中学校スタートの子が前衛になったり小学生の時は後衛だったが中学校から前衛に変わったりとどうしても前衛スキル不足に陥りやすい状況となっています。
いずれ前衛をやってみたいという子がいたら小学生のうちから前衛練習をさせて置くべきだなと最近感じます。
話は戻り、雁行陣と比べてダブル後衛という戦術のいい所、悪い所を考えてみたいと思います。
メリット
・守る範囲が少ない
2人で下がって相手のボールを待っている為少しの横の動きと前に行く動きがメインとなる。コートの半分を守る程度でいいので大きく振られることも少ない。
・超守備型陣形
基本的にダブル後衛とはミスが少なくなる、決められる確率を下げるのがメリットの陣形。簡単なミスなどが多いとダブル後衛の意味がない。粘って粘って相手のミスを誘う事に意味がある。何十本と繋げられるのがダブル後衛。
・前衛が抜かれたりしない
前衛が居ないのでチャンスボールなどで前衛が抜かれる事がなく一発で決められるという事が少ない。
デメリット
・決定力が無い
後ろからのストロークがメインになってしまうので自分達から点を取っていくのが難しい。決めれるボールが少ない。
・片方にボールが集中してしまう事もある
ペアの実力差や攻め方によって片方にしかボールが来ず1対2の様な戦いになってしまうことも。
・相手に伸び伸び打たせてします
こちらに前衛が居ない為相手後衛はプレッシャーを感じることなく思い切り打てる
簡単に書いてもこのぐらいはあるのかなと。
小学生は雁行対ダブル後衛という図式にはなりずらいが体の成長や瞬発力、決定力などの見てもダブル後衛の方が有利な様に感じる。
前衛のレベルが高ければいいが前にいるだけのお飾り前衛だとどうしても勝っていけないのかも知れない。
ダブル後衛同士で戦う場合はいかに自分たちのミスを少なく出来るか。そしてどうやって相手にミスをさせれるか。これに尽きるなと。簡単にミスしてるダブル後衛は勝てないし自分から仕掛けられないダブル後衛は点が取れない。
雁行陣と戦う場合はしっかりとロブが打てるか、中ロブで攻めれるか。
どちらにせよ全国で勝てるようになるためには出来ることを増やさないとやはり厳しいなと思う限りでございます。
全国は行って終わりじゃないのでその向こう側をしっかりと狙っていけるように日々の練習を頑張らせたいと思います。